今回は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を視聴したので感想や考察を書いていきます。
本記事はネタバレを含むので未視聴の方はご注意を。
まだ見たことがない方はこちらから。
本記事の内容は以下の通り
- 登場人物の復習
- ストーリーの流れ
- 感想と考察
一度見た方もぜひストーリーを思い出しながら読んでいただければ幸いです。
それでは見ていきましょう。
Contents
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の登場人物
主な登場人物を紹介していきます。
人側
ケイジ(トム・クルーズ)
・メディア担当の少佐であり、将軍の保身のため兵士として前線に投げ出される
リタ(エミリープラント)
ヴェルダンでの英雄。地球軍でおそらく一番強い。
ケイジが会得したタイムリープ能力を彼女は以前持っていたが輸血により失う。
ギタイ側
ギタイ
通常のギタイ、命令を受けて行動する
アルファ
618万体分の1のエリートギタイ。アルファが倒れると時間が巻き戻る
オメガ
ギタイ全てを操る核のような存在
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」ストーリーの流れ
ストーリーの流れをざっくり復習していきます。
将軍の保身のために兵士として無理やり前線に送られたケイジ
ギタイとの戦い方も知らないままケイジは、訳もわからないまま戦争に駆り出された。
戦いの場でケイジは地雷を使ってアルファを道連れにする。
息絶える寸前にアルファの体液を全身に浴びる。
アルファの体液を全身に浴びたケイジはアルファの能力である「息絶えると過去に戻る」という能力を引き継ぐ。
目の前で倒れるリタを、その能力で何度も何度も救おうと試みる。
ケイジがループしていることに気づいたリタは「目が覚めたら私を探して」という。
そして過去にリタが同じような能力を持っていたことを知る。
さらにギタイの招待もここで明らかになる。
ギタイの種類は以下の3種類
- オメガ:ギタイの脳であり核、全てのギタイを操作している親玉
- アルファ:死んだら過去にループする
- 通常のギタイ
アルファを倒したらループしてしまうため、アルファを倒さずにオメガを倒す必要があることを知る。
また一定回数ギタイ側以外でループするとオメガは異変に気付き、ループ者に自分の場所を幻覚として見せる。
そのために何度もループしなければいけないことを知った二人はレベルアップも兼ねてループをしまくる。
ここから怒涛のループ
練習→怪我する→ループ→練習→怪我する→ループ
そしてループを重ねた結果、ついに幻覚が現れ、ダムにオメガがいることを知る。
そしてダムにいってオメガを始末するためにケイジとリタは動き始める。
そこからまたループ。
戦場→やられてループ→戦場→ループ→戦場→ループ
何回もループするにつれてどんどんケイジが強くなっていく。
そしてループを重ねた結果二人でダムを目指すことが無理だと悟ったケイジは一人でダムを目指す。
ようやくダムにたどり着いたケイジは、幻覚はオメガが作り出した偽物の情報で、これが罠だということを知る。
ギタイ側は、奪われたループ能力を奪い返そうとしていたのだ。
どうにかとらわれずにループに成功したケイジはそのことを仲間に伝える。
そして施策品であるオメガ逆探知気を使用することに
しかしそれを使うためには、自分を前線へ送り込んだ将軍のところへ行く必要がある。
なんとか将軍から目的のものを入手したケイジだが、その後将軍の部下に襲われ、病院で目覚めた。
その時点で輸血を受けており、この輸血が原因でループ能力を失う。
もう後がないケイジたちは、ケイジの同じチームであるJ隊を説得し、逆探知機を用いてオメガのいるとこへ。
多くの犠牲の結果オメガにたどり着いたケイジは、手榴弾でオメガを道連れにする。
オメガを道連れにした時に、オメガの体液を浴びたケイジは再び過去に戻る。
そして過去に戻る段階で、ギタイも消滅していた。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の感想と考察
最初の将軍はなかなかにゲスかったですね。
そして戦地に投げられたケイジは中盤までずっとヘタレキャラでした。
こんなにヘタレキャラを演じるトム・クルーズも珍しいのでは?と思いましたねw
でもループするごとにドンドンたくましくなっていくようですごくかっこ良かったです。
覚えゲーみたいな感じでしたが、それでも攻撃を予知して躱すかのような行動は惹きつけられました。
ダムに向かうための戦闘シーンなんかはめちゃくちゃかっこよかったですよね。
これまでバカにしていたキャラが「あいつ新兵じゃなかったか?」という発言をした時は思わずにやけてしまいました。
あとループもので良くありがちな、「またこのシーンかよ」というのがほとんどなく、飽きないスピーディーな進み方だったのも良かったですね。
ループしまくるシーンがダイジェストのように表示されていてもはやコメディのようでした。
ストーリーは最初のリタの「目が覚めたら私を探して」というセリフからもう釘付けでした。
いやぁ面白かったです。
ラストシーンの謎
そして気になるのはやっぱり最後のシーンですよね。
オメガの体液を浴びて死んだら過去に戻っていたシーン
過去に戻るのは良いとして、なぜその段階でギタイが消滅していたのかというところですよね。
どうやら原作漫画ではこのようなシーンがなかったので、ハリウッドのご都合主義(無理やりハッピーエンドにした)可能性もありえます。それだとちょっと考察しがいがないので、少し考察してみます。
いつも殺された結果ループしていたケイジですが、最後は自分の意志で飛んだように描写されていました。
飛んだ時に少し戸惑っている表情があったので、自分の意思というより「自分の願い」で飛んだというべきでしょうか。
考えうる可能性として以下の3点かなと思っています。
- 無意識のうちに自分の望んだ過去に飛んだ
- 息絶えるオメガの意識(メンタル)が消滅して過去に送られなかった
- 過去に戻る時に受けたダメージそのものが過去に一緒に送られた
どれも突っ込まれれば反論できない考察ではありますが、原作と異なるストーリーです難しいですね。
最後の方に「明け方パリで衝撃派が観測された」と言っているので、オメガに対するダメージ的ななにかが一緒に過去に送られたのではと推測できます。
このラストシーンについては海外や日本でも賛否があったようですし、いろんな考察をしている人がいるようです。
他のブログでもいろんな考察をしているようなので、気になった方は見てみると良いでしょう。
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