「電子書籍を買おうと思ってるけど、電子書籍って本当に便利なのかな?紙の本の方が優れているところって絶対あるよね?結局どっちが良いの?それぞれの利点とか知りたいな、あと出来れば電子書籍は何で読むのかも知りたい」
と悩んでいる方へ
これまで紙の本をずっと読んできた私ですが、電子書籍(Kindle Paperwhite)を購入して6ヶ月が経ちました。
実際に利用してみて、紙の本が良い部分、電子書籍の方が良い部分が明白になってきたので今回はそれを解説していきたいと思います。
本記事を読めば以下のことが分かります。
- 「電子書籍vs紙の本」→どっちも良い。使い分けがベスト
- 電子書籍と紙の本の双方のメリット
- どういった本が電子書籍、紙の本におすすめなのか
- 電子書籍を読む時の読み方・端末等
電子書籍に少しでも興味がある方の参考になれば幸いです。
Contents
結論 : 「電子書籍vs紙の本」→どっちも良い。使い分けがベスト
まず「電子書籍vs紙の本」という議題ですが、結論から言うとどっちも良いです。
というのも、どちらも優れている部分があるため、「こっちが絶対良い!」とはいい切れません。
紙の本にも良いところはありますし、電子書籍にも良いところはあります。
- 使う環境
- 読む本
によって使い分けるのがベストだと思います。
具体的にどう使い分けるのかについては、これから電子書籍と紙の本のメリットを紹介していくので、その後解説していきます。
電子書籍と紙の本のメリットを比較
電子書籍と紙の本のメリットをまとめると以下のようになります。
電子書籍のメリット | 紙の本のメリット |
・暗闇でも読める | ・流し読みができる |
・荷物にならない | ・ページを気軽に戻せる |
・電子書籍限定の本が読める | ・残りのページがわかりやすい |
・紙の本より安い | ・図解・文章を同時に見れる |
・すぐ買ってすぐ読める | |
・ハイライト、語句検索で気になるページにジャンプできる | |
・読み放題サービスを利用できる |
電子書籍の方がメリットは多いですが、紙の本はページの操作が気楽という強いメリットがあるという印象ですね。
ここで紹介したメリットについて簡単に解説していきます。
電子書籍のメリット1. 暗闇でも読める
電子書籍にはLEDが搭載されているので、暗闇でも読むことができます。
ブルーライトもほぼない、目に優しいディスプレイとなっているので、就寝前の電気を消した部屋でも眠くなるまで読書を楽しむ事ができます。
電子書籍のメリット2. 荷物にならない
本のデータを電子書籍に入れるため、何冊入れても物理的な重さは同じです。
大量に本を持ち歩きたい場合には便利ですね。
電子書籍のメリット3. 電子書籍限定の本が読める
電子書籍限定の本というのは結構あります。
最近は紙の本は印刷代などの影響もあり、電子書籍のみで出版する人も多いですね。
電子書籍のメリット4. 紙の本より安い
基本的に電子書籍は紙の本より安いです。
大体7%OFFくらいが多いですね。
例 : 700円→651円(7%OFF)
紙の本に比べてセールも多いので、本によっては50%OFFで買える場合もあります。
電子書籍のメリット5. ハイライト、語句検索で気になるページにジャンプできる
電子書籍は気になったところにマーカー(ハイライト)を引くことができ、そこにジャンプできる機能が付いています。
読み返しをする時に重要と思ったところのみを見れるのは便利ですね。
また語句検索、本内検索ができるので、「〇〇という言葉があったところをもう一度みたい」という時にすぐに見つけてジャンプすることができます。
電子書籍のメリット6. 読み放題サービスを利用できる
電子書籍は読み放題サービスがあります。
基本的に有料ですが、月間本1冊程度の料金で対象の本(20万冊程度)が読み放題なので、いつでも本が借りれるネット上の図書館のようなサービスを利用することができます。
本好きにはたまらないですね。
紙の本のメリット1. 流し読みが出来る
紙の本は流し読みがしやすいです。
本をペラペラとめくって自分の気になった場所を読みたい時には便利ですね。
紙の本のメリット2. ページを気軽に戻せる
本を読んでいてちょっと前に戻りたい時は指をしおりのように使って、前のページを読むことができますよね。
電子書籍を使っているとこういうことができないので、これは紙の本の特権ですね。
紙の本のメリット3. 残りのページがわかりやすい
電子書籍は基本的にページ数がパーセンテージで表示されます。(現在28%、みたいな感じ)
残りページ数というのは本を読む時のモチベーションにも影響すると思うので、残りページ数を手で理解できるのは紙の本のメリットですね。
紙の本のメリット4. 図解・文章を同時に見れる
電子書籍の場合、基本的に1ページずつ表示されます。
なので、見開きイラストや、「左のページの図をみてください」といったものに対して、電子書籍の場合は文を見ながらイラストが見れないといったことが少なからず起こりえます。
同時に見れるのは紙の本のメリットと言えるでしょう。
電子書籍と紙の本のメリットまとめ
電子書籍には機能的なメリットから、本を安く買えるといった値段的なメリットがありますね。
電子書籍用の端末を買うとしても、長期間読書をするのであれば、将来的には端末の値段を巻き返せる可能性もあります。
読み放題サービスを使って沢山の本を読むのであれば、すぐに元が取れそうですね。
紙の本のメリットはなんと言っても、ページの操作が楽ということです。
基本的にはこれだけと言って良いかもしれませんが、これだけでもかなり便利です。
ちょっと先を読んでみたり、少し戻ってみたりと、自由に行き来できるのはやはり最大の利点ですね。
どういった本が電子書籍、紙の本におすすめなのか
双方のメリットを踏まえて、電子書籍、紙の本のそれぞれがどういった本におすすめなのかを紹介していきます。
私が考えるに以下の通りです。
- ストーリー小説 → どちらかと言えば紙の本
- 漫画 → 紙の本
- 雑誌 → 紙の本
- ビジネス書・小説 → 電子書籍
- 参考書 → どちらでもOK
具体的な理由をこれから解説していきます。
ストーリー小説 → どちらかと言えば紙の本
ストーリー小説は、ちょっと前に戻って話の流れを読み返したくなったり、少し前の伏線を読み返したくなったりすることがあると思います。
なので、気楽に前のページに戻れる「紙の本」が読みやすいです。
読み返しはあまりしないかもって人は電子書籍でも特に問題はないと思います。
漫画 → 紙の本
漫画はペラペラとめくるのがやっぱり良いですね。
少し前を読み返したくなったり、再度読み直す時にザーッと流し読みできるのは紙の本の特権ですね。
雑誌 → 紙の本
雑誌は流し読みが当たり前だと思っているので、紙の本の「ページの操作が楽」というメリットが最大限に活かせる本だと思います。
興味が無いところを飛ばしたり、ペラペラとめくって面白そうなところを読めるのは良いですね。
ビジネス書・小説 → 電子書籍
ストーリー型ではない小説は電子書籍がおすすめです。
心に刺さった言葉や、気になったところ、参考にしたい言葉などがあった時に、それをハイライトでメモしておくことで、読み直しが便利になります。
語句検索機能を用いることで、「あの言葉よかったけどどこだったっけ」というときにすぐにそのページにたどり着けるのはとても魅力的です。
参考書 → どちらでもOK
参考書はどちらでもOKですね。
紙の本の場合、見出しや目次で移動できるメリットがありますし、電子書籍の場合は本の中の語句をそのまま検索できるというメリットがあります。
より細かいページ移動がしたい方は電子書籍が良いかもしれませんね。
どういった本が電子書籍、紙の本におすすめなのか、まとめ
気軽にページ操作ができる紙の本はやはり便利です。
紹介した中では電子書籍がおすすめなのは「ビジネス書・小説、参考書」のみとしました。
なので”本を読む”という行為は紙の本に軍配が上がると思っています。
しかし、”本を読む”以外の行為は電子書籍も負けてはいません。
暗闇でも読める、荷物にならない、紙の本より安い、電子書籍限定の本が読めるといったその他のメリットが電子書籍は強いですね。
この電子書籍メリットを考慮して、それが魅力的に感じたのであれば、読む本と読むスタイルを考えて電子書籍を使ってみるのも良いですね。
電子書籍は何で読めば良いか?
「電子書籍を使ってみたいと思ったけど何で読めばいいの?」
と思った方へ
電子書籍を読むには以下のうちのどれかになります。
- PC(パソコン)
- スマートフォン(iPhone、Android)
- タブレット(iPad、Fireタブレット)
- Kindle端末(AmazonのKindle本専用リーダー)
それぞれメリットがあります
どれがおすすめかを簡単に説明すると以下のような感じです。
- あまり荷物を増やしたくない方はタブレットやKindle、スマートフォン
- 漫画を見たい方はパソコン、スマートフォン、タブレット
- 大きい文字や大きい画面で読みたい方ははPCかタブレット、Kindle端末
- 目疲れせずに本を読みたい方はKindle端末
これらについての詳細は以下の記事にまとめているので参考にしてください。

まとめ
さて今回は以下の内容を解説してきました。
- 「電子書籍vs紙の本」→どっちも良い。使い分けがベスト
- 電子書籍と紙の本の双方のメリット
- どういった本が電子書籍、紙の本におすすめなのか
- 電子書籍を読む時の読み方・端末等
- とりあえず無料で電子書籍を読んでみる方法
それぞれ良いところがあるので、電子書籍を利用し始めても、紙の本を利用する事があると思います。
要は使い分けですね。
電子書籍リーダーを買うことに抵抗がある方は、とりあえずPCやスマホで電子書籍を読んでみるというのも良いでしょう。
本を読むには、本を購入する必要があります。
もし、「とりあえずお試しで無料でなにか本を読んで電子書籍がどんなのかを確かめたい」という人は以下の方法がおすすめです。
電子書籍本を試しに無料で読んでみたい人向けの2つの方法
電子書籍本を読んでみたい方は以下の2つのやり方で無料で読むことができます。
- Amazonプライムの方はPrime Readingで一部本を無料で読んでみる
- 本読み放題サービス「Kindle Unlimited」を無料体験して、試しに電子書籍本を読んでみる
順番に手順を解説していきます。
スマホやタブレットで読みたい方はまずはKindleアプリをダウンロードして、Amazonアカウントにログインしましょう。
PCの方は次へお進みください。
Kindleアプリは以下からダウンロードできます。
Amazonプライムの方はPrime Readingで一部本を無料で読んでみる
Amazonプライムの方はプライムの特典サービスの中に「Prime Reading」があるので、既に電子書籍の本を一部読むことができます。
対象の本は以下のページから分かります。
「読み放題」というのを押すことで、本がダウンロードされます。
PCの方はそのままブラウザで読むことが出来ますし、スマホやタブレットの方は先ほどダウンロードしたKindleアプリに本が追加されているので、そのまま本を読むことができます。
本読み放題サービス「Kindle Unlimited」を無料体験して、試しに電子書籍本を読んでみる
プライム会員じゃない方は「Kindle Unlimited」というKindle本が20万冊ほど読み放題のサービスを無料体験して、読んでみると良いでしょう。
30日間無料体験ができますので、その間に「電子書籍がどんな感じか?」という疑問が解決するはずです。
具体的なサービスについては以下の記事参考にしてください。

登録は以下のリンクからできます。
登録が完了したら、以下のリンクから読みたい本を探します。
詳細な検索方法はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。
読みたい本が見つかったら、「読み放題で読む」を押すと本がダウンロードされます。
PCの方はそのままブラウザで読むことができますし、スマホやタブレットの方は先ほどダウンロードしたKindleアプリにダウンロードされているので、そこから本を読むことができます。
※Kindle Unlimitedは無料体験が終了した時点で有料会員に切り替わってしまいます。
もし無料体験終了時に解約したい方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事
電子書籍を無料で読む方法を紹介してきました。
Kindle端末のおすすめが知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

実際に私が買ったKindle端末のレビュー記事は以下を参考にしてください。
