Aさん「仕事が全然やる気でない・・・しんどい。やる気出す方法とかないかな」
Bさん「勉強が全然やる気でない・・・めんどくさい。やる気を出す方法とかないかな」
こういった悩みを持っている方へ
「なりたくない未来」を想像することでその悩みは解決します。
そこで本記事は以下の内容を紹介していきます。
- 「なりたくない未来」を想像すればやる気がでる2つの理由
- そもそも今の行動は「なりたくない未来」を回避できるものか
今やっていることがしんどい、やる気が出ないと感じる方はぜひこの記事を最後まで読んでいただけたらと思います。
さてそれでは「なりたくない未来」を想像すべき2つの理由から解説していきます。
Contents
理由1. 「なりたくない未来」を想像することで危機感を覚えてやる気が上がる
「なりたくない未来」を想像することで危機感を感じます。
「なりたくない未来」なわけですから、当然そうなりたくないですよね。
例えば勉強をする人にとっての「なりたくない未来」を考えてみましょう。
- テストの成績が悪くて補修を受ける
- 親に成績がバレて漫画やゲームが制限される
- 受験に不合格で浪人する
- 大学生活の周りの生徒は全員年下で、同じ講義を受ける
- 幼馴染と同窓会をする時自分だけ学生
想像するだけでも嫌ですよね。
次に仕事をする人にとっての「なりたくない未来を」考えてみましょう。
- 仕事が終わらなくて残業する
- 上司にネチネチ説教される
- 大嫌いな上司と残り10年も仕事をする
- 同級生より稼げないまま同窓会に出る
- 仕事がなくなってニート生活をおくる
- 毎日もやしを食べて生活する
こんな未来、願い下げですよね。
想像するだけでも「うわー」となるかもしれません。
でも実際に想像してみると「絶対にこうはなりたくない!」と思ってきませんか?
そしてその感情こそがやる気に変わり、良いモチベーションを保ってくれるのです。
「ご褒美」より「罰ゲーム」を回避するための行動の方が本気を出す
「勝ちたい」より「負けたくない」の方が強い
「なりたい未来」より「なりたくない未来」を想像した方が強い気持ちで行動できる
— かつみん@リライト戦士なう (@katsumin_free) 2018年12月2日
理由2 . 「なりたい未来」より「なりたくない未来」の方が想像しやすい
よく「なりたい未来を想像しよう」という言葉を耳にするかと思います。
就職活動を経験した方は、その時のことを思い出すかもしれません。
「あなたのやりたいこと、なりたい未来はなんですか?」
この質問、正確に答えるのって難しいですよね。
(やりたいこととか特にないし、未来なんて想像できない・・・)
と思う人も当然多いでしょう。
しかし反対に「やりたくないこと、なりたくない未来、自分にとって苦痛な未来」というのは想像しやすいのではないでしょうか。
ここで一度あなたの「やりたくないこと、なりたくない未来」を考えてみると良いでしょう。
ちなみに私の場合、以下が「やりたくないこと、なりたくない未来」になります。
- 時間に追われる生活をすること
- 他人に時間を奪われる生活をすること
- 低収入で働くこと
- 朝から晩まで働くこと
- 生きるために働くこと
結構当たり前のことですが、人一倍このような感情が強いと自負しています。
そしてこういった負のことは正にしやすいのです。
つまり「なりたくない未来」は「なりたい未来」に変換できるということです。
「なりたい未来」は「なりたくない未来」の裏側にある
「どういうこと?」
と思うかもしれません。
簡単に言えば「なりたくない未来が分かれば、なりたい未来が分かる」ということです。
先程の私の「やりたくないこと、なりたくない未来」を例に見ていきましょう。
なりたくない未来 | なりたい未来 |
時間に追われる生活をすること | 時間を気にしないで生活できる働き方 |
他人に時間を奪われる生活をすること | 人の指示を受けない環境で働くこと |
低収入で働くこと | 高収入で働く |
朝から晩まで働くこと | 長時間労働をしない働き方 |
生きるために働くこと | 趣味のために働く |
このように「なりたくない未来」→「なりたい未来」にすることが簡単にできます。
そして「なりたい未来」と「なりたくない未来」のギャップ(差)は、大きなモチベーションに繋がります。
「こうなりたくない!」「こうなりたい!」という感情は、あなたのやる気を出してくれるきっかけになるはずです。
今の行動は「なりたくない未来」を回避するための行動になっているか?
ここで一度考えてほしいのが、今あなたがやろうとしていることは「なりたくない未来の回避」に繋がっているかです。
- 勉強をしているのであれば、その勉強をすることでなりたくない未来を回避できるか。
- 仕事をしているのであれば、その仕事をすることでなりたくない未来を回避できるか。
もしもこれが、Noであるならばそれはそもそもやるべきことではありませんよね。
例えば「大嫌いな上司と働き続けたくない」という感情を持っているのにその場所で仕事をするためのやる気を出すというのはしんどいですし、コスパが悪いです。
であれば、やる気を出すのは”仕事”ではなく、「どうすれば大嫌いな上司と働かない働き方ができるか」という方向になりますよね。
- 部署を変えてもらう
- 転職する
- 副業を始めて専業になれる機会をうかがう
など、大嫌いな上司と働き続けない方法はいくつかあるはずです。
そもそも今あなたがやる気を出していることが、なりたくない未来の回避に直接繋がっていなければ、やる気なんて出ないのが当たり前なんですよね。
ですので、今一度自分がやる気を出して取り掛かりたいものは、なりたくない未来の回避に繋がっているかを考えてみましょう。
まとめ
さて今回は「仕事や勉強でやる気がでないなら「なりたくない未来」を想像しよう」といことを紹介しました。
「なりたくない未来」を想像することで危機感を持って行動できるのはモチベーションに繋がりますし、なりたい未来も分かるのでより明確な行動が取りやすくなると思います。
またそもそもやる気を出すものが、「なりたくない未来」と繋がっていないのであれば、まずはやる気を出す対象を変えることが大切ですね。