本記事では
- 実際新卒ニートになってどんな感じ?
- メリットやデメリットって?
- しんどいことってないの?
こういった疑問にお答えします。
私は新卒カードを捨てて無職になっているわけですが、半年ほど経験していろいろ思うことがあったので紹介していきます。(一応ブログや投資をやっているのでお小遣い程度は稼いでいます。)
新卒ニートになった経緯についてはこちらの記事で説明しています。
ちなみに一般的に知られているような以下のようなニートではありません。
- 部屋から出てこない
- 親に暴力を振るう
- ゲームして2ch掲示板に書き込みして・・・
しっかり朝早く起きますし、3食食べています。
現在実家ぐらしをしていますが、親とも普通に喋りますし友達に誘われれば飲みにも行きます。
さて今回はそんな私が新卒ニートになって良かったなと感じた所や、逆に悪かったと感じることについて紹介していきます。
Contents
新卒ニートになって良かったこと・メリット
まずは新卒ニートになって良かったと思うことを3つ紹介していきます。
- 視野が広がる
- 挑戦ができる
- 時間がある(自由)
順番に説明していきます。
視野が広がる
こうして無職になってみると、世間での声が敏感になります。
働いている人の声、働いていない人の声、その人達の考えなどを意識して見るようになるのは面白いと感じました。
面白いなーと思ったのは
- 学生は”ニート”という言葉に「絶対になりたくない」「働け」という意見を持つ人が多く
- 社会人は”ニート”という言葉に「憧れ」や「嫉妬」という感情を持つ人が多い
ということでした。
もちろん人それぞれ考え方は違うでしょうが、Twitterを眺めていると多かった印象です。
社会の闇だなぁと思ってしまいますねw
そして他にも面白いと思ったのが無職(在宅)でも生産活動をしている人が多いということです。
ブログやアフィリエイト、ライターや投資等、いわゆるネットビジネスと言われるようなことを生業としている人が意外に多いんだなぁと驚きました。
興味を持って調べてみると現在日本は5人に一人はフリーランス(個人事業主)ということを知りました。
時代は変化しているんだなと思ったと同時に、結果が出せない人はどうあがいても周りからは無職に見られてしまうんだなぁということを感じました。
Youtuberやお笑い芸人、アーティストなんかも人気がでないと同じように扱われてしまいますもんね。
実際私も無職になってこういったことを調べたり、意識を傾けるようになったのは、自分が無職になったからこそなのかなと思います。
挑戦しやすい
実はニートって成功者の近道だったりするのでは?と最近思うようになりました。
というのも、ニートというのは失うものが働いている人に比べて少ないので挑戦するハードルが低いんですよね。
就職している人はどうでしょう。
- やりたいことはあるけど、いきなり転職するのは・・・
- 3年間働いてから考えよう
- フリーランスとか興味あるけど、収益0スタートは怖い
このように考える人が多い印象です。
既にあるものを失うというのはなかなか耐えられないですよね。
私の友人も「とりあえず5,6年働いてから独立しようと思ってる」なんて言っていましたが、私から言わせてもらうとそれは肩書を持ってないから言えるだけです。
実際5,6年も働いて、肩書を持ってしまうとなかなかそれを離せなくなる可能性が高いですからね。
その点ニートであれば最初から何も持っていないので挑戦しやすいです。
失うものがないと腰が軽くなりますからね。
- 海外留学して視野を広げてくる!
- 起業して一旗あげる!
このように、成功するかどうかはおいといて、挑戦はしやすいですよね。
”挑戦しやすい”というのはニートの最大のメリットかもしれませんね。
時間がある(自由)
ニートには大量の時間があります。
完全週休7日制です。
この大量な時間を何か1つのことに費やしたらプロフェッショナルになれる気がしませんか?
(もちろんだらけない精神があることが前提ですが)
例えばこの大量な時間をプログラミングのために費やした場合どうなるでしょう。
独学ではしんどいと言われているプログラミングですが今の時代
- オンラインでのプログラミングスクール
- ネットで授業動画を購入出来るサービス
- 無料で基礎が学べるプログラミング学習サイト
など、在宅で学べる環境は揃っています。
これらをフル活用して、個人で仕事を受注できるレベルに達することができれば在宅エンジニアとして生活することも夢ではないですよね。
在宅でできる仕事はエンジニアだけではないですし、在宅で学習でき、在宅でできる仕事というのは少なくありません。
またSNSをうまく活用し、技術と信頼をみせる事ができれば、自然と仕事が入ってくる今の世の中、これを利用するというのも面白いですよね。
こう考えてみるとワクワクしてきますよね!
ニートだからこそ、大量の時間があるニートだからこそ、1つのことに費やしてプロフェッショナルになるというのも良いですよね。
この大量の時間をうまく使えば明るい未来が待っているような気がしてきますよね。
新卒ニートのデメリット
さてここまで新卒ニートになって良かったと思うことを紹介していきました。
良いことはいっぱいありますが、もちろん良くないこともあります。
ということでここからは新卒ニートになって感じたデメリットについて紹介していきます。
新卒カード(切符)を失う
新卒ニートということで、当然新卒カードを失います。
第2新卒まで受け入れている企業もありますが、1年間就職していないとなると確実に減ります。
また新卒の1年間をどう過ごしたかによっても今後就職する際の大きな足かせとなるのは明白です。
就活サイトも社会人も「新卒カードは大事に使え!」と必ず言ってくるはずです。
新卒カードの最大のメリットは”技術がなくても就職できる”ことですよね。
新卒採用というのは人柄採用が多く、技術は入社してから身につけさせようとするところが多いです。
むしろ何も知らない真っ白な状態のほうが、変な知識やプライドがなくて良いのでしょう。
しかし、中途採用となると「経験3年以上」といった技術的要因を必要とされます。
新卒はスキルを問わずに入社できる唯一の機会とも言えるので、新卒カードを捨てるにはそれ相応のリスクが伴うということですね。
本気で何かしようとしていない限りは「新卒カード」は捨てるべきではないと思いましたね。
周りからの声がうるさい(かも)
ニートという肩書上周りからいろいろと言ってくる人が増えます。
- 周りは汗水たらして働いているのに
- アルバイトくらいしたら?
- 家から出なさい、働きなさい
こういった声が投げかけられるかもしれません。
本気でやりたいことがあるのであれば、気にならないかもしれませんが、どうしてもお節介をかけてくる人というのは存在するものです。
こういう言葉にいちいち反応していてはもたないので、周りからの声が気になる方は絶対に新卒ニートなんてなるべきじゃないですね。
過度なストレスを抱えて鬱になるのが目に見えてます。
ただ、やりたいことをしっかりと伝えた上で理解してくれる人が側にいるのであれば、問題はないでしょうね。
一般的な常識に対して違和感を覚えるようになる
新卒ニートになる時点で一般的なレールからはみ出ているので”常識”に対しての疑問が強くなる傾向があります。
- 新卒は入社すべき
- 就活のマナー
- 上司との接し方
- 汗水たらして働くべし
- とりあえず3年働く
こういった一般的に”当たり前”とされている事柄に違和感を感じるようになります。
基本的にレールの上に沿っていったら、就活して就職しますもんね。
例えば会社の滑り止めは就活生にとっては当たり前の話ですよね。
でも私の意見としては行きたい会社に行けなかったら就活浪人でもして再挑戦するか、その1年間でフリーランスとして働き始める方が良いのではと思ってしまいます。
人生においてさして影響のない大学で浪人するより、人生の大半を過ごすであろう会社選びにこそ浪人すべきだと思うんですよね。
- でも周りと違うことをするのは怖い
- そんなん言ったって上手くいくかわからないじゃん
って思いました?
そうなんです。
それこそがデメリットでして、一般的なレールの上を沿って生きてきた人と意見が合わなくなってしまうんです。
私の意見の方が明らかに少数なのは理解しているんですけどね。
なので、友人と話をする際に自分の思っていることを言うと煙たがれるので本音を言えなくなる、というのがデメリットだったりするわけです。
収入がない(少ない)
新卒ニートになるわけですから、当然最初は収入はありません。
そこから何かを始めるにしても、数ヶ月程度で収益が見込めるほどビジネスは甘くはありません。
ですので欲しいものは好きに買えないし、節約しなければいけなくなる可能性だってあります。
ある程度の貯金をお持ちの方であればそこまで問題ではありませんが、貯金があまりない方は一番深刻な問題かもしれません。
貯金なしで新卒ニートに飛び込むのは流石に博打のような気がしますね。
まとめ
さて今回は実際に私が新卒ニートになって感じたメリットとデメリットを紹介していきました。
メリット | ・視野が広がる
・挑戦しやすい ・時間がある(自由) |
デメリット | ・新卒カードを失う
・周りからの声がうるさい(かも) ・一般的な常識に対して違和感を覚えるようになる ・収入がない |
さてあなたは新卒ニートについてどう思いましたか?
「本気で〇〇に就職したい!」「本気で挑戦したい!」と思っている方には悪くない選択とも言えます。
ですがやはり新卒カードはスキルなしでも就職出来る貴重なものですので、よく考えて選択してくださいね。