安田弘之先生が書いたマンガ『ちひろさん』の第7巻のあとがきに最高にいい言葉が書いてあったので紹介します。
どうですか?
この言葉すごい共感できるんですよね。
これは現代にも当てはまることが多いはずです。
ということで今回はこの言葉を現代に当てはめて紹介していきます。
現代の優等生とは?
現代の優等生とはどういった人でしょうか。
- 予習・復習を完璧にやってくる
- 門限を守る
- 休み時間に読書をしている
- 就活の自己分析を冬からやってる
- 習い事をいっぱいやってる
こうやって挙げてみると「なんて素晴らし人なんだ!」って思いますよね。
優等生がダメな理由
でも素晴らしいのは”自分でやっているなら”の話です。
人に言われてやっていることなら素晴らしいもクソもありません。
「親に言われたから」「だって当たり前でしょ?」といって行動している人は師から
「・・・だからお前はだめなんだ」
と言われてしまいます。
しかし残念ながら現代ではこれらを美徳として捉えられていることが多いです。
こういったことに親も学校の先生も「えらいね!」と褒めるのです。
すると褒められた子はいい気持ちになります。
「これでいいんだ、もっと褒められたい!」
となります。
”褒められたいから親の言うことをやる子”は一見自分の意志で行動しているように見えますが、その実は違います。
それって結局は自分の意志で行動していないんです。
親が自然と”自分の意思で行動しているように見せているだけ”なのです。
一種の洗脳といっても良いのかもしれませんね。
優等生はこれに気付かないし、親も気づいていないんですから質の悪い話です。
これらのことから優等生の特徴をまとめます。
優等生の特徴
- 自分の意志で行動する能力が低い
- 自分で物事を判断する能力が疎い
- 言われたことをしっかりこなすことができるプロ
- 適応力が高い
こうして見てみると人の下で働くには素晴らしい人材ですよね。
人に言われたことを上手にこなすことが出来る人ですから、基本的に会社からは必要とされます。
考えずともやるべきことが伝えられるので自分で判断する必要もありませんからね。
でも人を使うのには向いていません。
優等生は問題児上がりの人もまとめなければいけません。
”やんちゃで向上心の高く常識にとらわれない問題児”を、”上手にこなすことで生きてきた優等生”が扱うのは難しいのです。
また自分が思っていた当たり前のことが、普通の人からしたら当たり前じゃないこともあります。
そういった時に、「当たり前のことなのになぜお前らは」「常識だぞ」とかいう頭の固い人間になってしまうのです。
そういう人は会社から嫌われやすいですし、人の上に立つのには向いていませんよね。
問題児が成功する理由
問題児っていうのは人の言うことや常識を疑うことから入るわけです。
- 本当に大学に行く必要があるのか?
- 本当に就職する必要があるのか?
- 周りの美徳は本当に美徳なのか?
世間でいう”当たり前”にとらわれない生き方をしている人は成功する人が多いのです。
あなたの周りにいませんか?
中卒のくせに、高卒のくせに、中退したくせに、ろくに就活しなかったくせに、大成功しているやつ。
もちろんそのまま堕ちていった人たちもいるでしょうが・・・。
しかしこういった人は、社会の常識に疑問を持ったり、自分の意思で考えて行動する力が優等生と比べて、遥かに強いのです。
大学で優等生が「俺起業するから」とか言わないですよね?
優等生というのは大抵それなりのいいとこに就職するのです。
周りに「いいとこ受かったね」って言われるくらいの。
逆に問題児は「俺起業するわw」とか言いながら会社を立ち上げたりするんです。
優等生と違い、周りの反対意見に押されることもありません。
しっかりと自分の意思で行動を出来るのです。
でも会社を立ち上げたりして皆が皆成功するわけもないですよね。
起業に失敗したやつも当然いることでしょう。
でも10年後そいつと会ってください。
案外違う所で成功しているもんですよ。
そういうやつはメンタル強いですからね。
まとめ
さて今回は安田弘之先生の作品から学ぶ「優等生より問題児の方が良い」ということについて紹介しました。
自分が優等生かもって思ってる人は、まずは周りに疑問を持つことから始め、自分の意思で行動できるようになりましょう。
もし親御さんでお子さんに優等生にしちゃってるかも・・・という人は問題児しろとは言いませんが、あなたの意思を押し付けず、自分の意思で行動できるお子さんに育ててあげてください。
社会の常識って結構クソだったりするんです。
そういう常識に疑問を持てる意思を持った人が増えることを切に願います。
-訂正-
優等生でも成功したやつはもちろんいます。
そういう人が多いですよっていう話でした。
おまけ 禅の世界ブロガーVer
ブログだったらこういうこと
あなた様のブログ講座大変参考になりました!
自分のブログの足りない所が分かり目からウロコでした!
先生のブログは毎日拝見しており、必ずノートにまとめています!
すでにそのノートは数十冊にもなっているかと。
早く一人前のブロガーになるためにこれからもあなたのブログの研究を怠りません。
さらに見聞を広めるため、多くの有名ブロガーさんにコンサルタントを頼み、意見をもらうつもりです!
「・・・だからお前はだめなんだ」
ノウハウコレクターがコレに当たるのかもしれませんね。
でもブロガー介の人は「だからお前はだめなんだ」って言ってくれる人が多いからいいですよね。
・・・・
・・・・問題児が多いってことなのかもしれません。